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〜心の中の無意識〜

「私ってどうしてこうなんだろう・・・」
〜心の中の無意識〜

「恋人、友人と仲良くしたいのに責める言葉を言ってしまう」
「本当は断りたいのに無理に合わせてしまう」
「もっと人と親しくなりたいけど、親しくしてもらえるかとても心配・・・」
「相手が違う意見を言うと自分のことを否定されたと感じやすい」
「やりたいことがあるのに尻込みしてしまう」
「子供に対してもっと待ってあげないといけないのについつい言ってしまう」
「LINEなどでの相手の反応を極端にマイナスに受けとって心配になる。または責めてしまう」
・・・など

このような想いを感じたことはありませんか?

頭では「こうした方がいい・・・」とわかっているのに、
「どうして自分はこう感じるのだろう・・・」
「どうしてこんな行動をとるのだろう・・・」と思ったり、自分を責めてしまったりして後から辛くなってしまう・・・そんなことはありませんか?

このような、心に思わず出てくる強い感情や想いは、人間の心の中の「無意識」という部分が大きく影響しています。

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心理学では、人間の心をよく上記のような「氷山の絵」を用いて説明します。
精神分析の創始者、ジンクムント・フロイト(1873-1938)は、人間の心に「無意識(潜在意識)」という部分があることを見つけ、人は無意識の想いによって心身が大きく影響を受けることを明らかにしました。

普段あなたが「こうしよう、こうした方がいい」と頭で考えて判断しているのは、心の中の「意識」の部分です。
そしてこの氷山の絵のように、心の中の「無意識」の方が「意識」よりずっと大きく、その無意識から強い感情が出てくるとその方向へ心が動かされてしまうのは、無理のないことなのです。

無意識から瞬時に出てくる感情や行動パターンは、あなたが生まれてから今日までの間に、意識的にも無意識的にも学んできたものです。
例えば、私達は小さい頃から親の言動を知らず知らずお手本にして取り込んでいったり、又、自分のまわりの人や環境に適応する為に自分の気持ちを我慢したりします。
このようにして、私達は子供の頃からその時々に最善と思う対応方法を身につけていきます。

ところが成長するのに従い、まわりの人や環境が変化していく中で、それまでの対人関係の対応方法が合わなくなって、傷ついてしまったり、相手の気持ちがわからなくなったり、どうしていいかわからず苦しくなってしまうことがあります。

そんな時、「どうして私はこうするの?」と自分の感じ方や行動に疑問が生じてきます。
頭では「こうした方がいい」とわかっていても、無意識から出てくる反応が以前のままだとギャップを感じ、辛くなってしまうのです。

心の中にそうした葛藤を抱えているのは、大変苦しいものです。
そんな時はまず「どうして自分はこう感じるのだろう・・・、こうするのだろう・・・」
とご自身の心を見つめ、そう思うに至った背景がないかと目を向けてみましょう。
その際、その理由や背景がわかってもわからなくても、育ってくる中でいつのまにか対応方法を身につけて、あなたなりに生きてきたご自身を責めることはないのです。

そして、あなたの反応が今の状況や対人関係に合わなければ、そこから今度は新しい考え方や行動の仕方を学び直していくことができます。大人になってこられたあなたにはそうやってご自身を変えていくことができるのです。

ただ、自分一人ではどうしていいかわからない、又、どういう方法があるのかわからないとお困りの時は、ぜひ一度当センターにいらしてください。
ご一緒に無意識を見つめ、新しい方法を学んでいきましょう。
お待ちしております。

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